絵と詩 大雪のコーヒー喫茶

 

                       (オリジナルイラスト)

 

 

雪に埋もれた森を抜け、
ある村へ辿り着いた。
村の外れにコーヒー喫茶があった。
屋根にはどっさり雪が積もり、
店の正面だけが見えていた。
よかった営業中だ。
店に入るとストーブが暖かく燃えていた。
お客は私ひとりきりだった。
久しぶりに飲むホットコーヒーで身体が温まった。
(水彩、色鉛筆画 縦25㎝×横18㎝)